
胃炎に良い食事
胃にやさしい食べ物の代表とは?
東洋医学で多く使われている漢方薬を使って胃炎や胃痛を治す方法とは?
胃痛と漢方薬
胃炎や胃痛という言葉、聞いた事がある人も多いでしょう。また胃炎や胃痛に悩まされている人も多いのではないでしょうか?胃炎や胃痛には様々な原因があげられ、また色々な対処法がありますが、その中でも東洋医学で多く使われている漢方薬を使って胃炎や胃痛を治す方法があります。一体どんな漢方薬が、効果があるのでしょうか。
漢方薬には色々な種類があります。代表的な物だと「安中散」です。これは胃の働きを整え、ストレス性の胃炎や胸焼けにも効果的です。また冷え性や痩せ型の人に、また虚弱体質の人にお勧めの漢方薬です。そして、安中散には7種類の生薬の成分が含まれており、中でも、縮砂や桂皮や良姜茴香には胃の調子を整えてくれる働きがあり、延胡索は胃痛を和らげる効果があります。そして、甘草は胃の炎症を抑える効果、牡蛎には胃散を中和する働きがあります。このように生薬7種類がそれぞれ胃痛への働きをしてくれます。また、漢方なので体にも優しいのでとてもお勧めです。
どのように安中散を使用すれば良いのでしょうか? 多くの人が食後すぐに安中散を服用している人がいますが、実はそれは間違いで食後2時間以上経過してから安中散を服用するようにしましょう。大事なのは胃の中が空っぽの状態で服用するのが良いと言われています。では、漢方を服用する際に気をつける点は一体何があるのでしょうか? 漢方は体に優しいとはいってもやはり注意点は幾つかあります。参考にして下さいね。
漢方は症状に合わせて服用するのも大切ですが、実は自分の体質に合わせて服用する事がとても重要になります。例えば、胃痛に良いと言われている安中散ですが、中には体質に合わずに副作用が出る場合もあります。これでは、かえって体調が悪化してしまいますよね。また、通常の薬と同様、用法や用量を守らないといけません。漢方だから沢山服用しても大丈夫と言うのは間違いです。ちゃんと守りましょうね。また、他の薬との飲み合わせにも気を付けましょう。飲み合わせによっては、漢方の効き目を消してしまう場合もあり、反対に効果を強めてしまう場合もあります。
胃炎や胃痛はとても辛いです。胃炎や胃痛の症状には漢方はとても効果的です。ですが、ちゃんと用法を守って服用するようにしましょうね。出来れば漢方などに頼らず治したいものですよね。その為にも普段の生活から、胃に負担をかけないような生活を送るように心がけましょう。